空き家を売却する際に片付けは必要?片付け方法と注意するポイントも解説!

2025-10-21

空き家を売却する際に片付けは必要?片付け方法と注意するポイントも解説!

この記事のハイライト
●トラブルを避けてスムーズな売却を目指すためにも事前の片付けが大切
●空き家の片付けは自分で行う方法と業者に依頼する方法の2つがある
●片付けを始める前に何を処分するか親族間でよく話し合っておく

空き家を売却しようと考えたとき、「家具や家財はそのままでいいのだろうか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
家具や家電、生活用品がそのまま残っていると売却活動に支障が出ることもあるため、事前に片付けが必要です。
この記事では、片付けが必要な理由と片付けの進め方、注意すべきポイントについて解説します。
群馬県伊勢崎市で空き家売却をスムーズに進めたい方は、ぜひ参考になさってください。

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空き家売却前に片付けが必要な理由とは

空き家売却前に片付けが必要な理由

不動産売却では、室内を空にした状態で引き渡すのが原則です。
そのため空き家に家財が残っている場合は、売却活動を始める前に片付けをする必要があります。
そもそも、なぜ家を片付けてから売却しなければならないのか、その理由から確認しておきましょう。

理由①空き家の見た目や印象が大きく変わるため

空き家を売却する際に片付けを行うのがおすすめな理由は、見た目や印象が大きく変わるためです。
家具や家電、日用品などが残ったままだと、内覧者にマイナスイメージを与えてしまう可能性があります。
内覧時の印象はとても重要であり、悪い印象をもたれるとなかなか成約にはつながりません。
室内が整理整頓されていれば「手入れが行き届いている」「大切に使われてきた住宅」という良い印象を与えられるでしょう。

理由②査定価格に影響する可能性がある

空き家の査定価格にも、片付けの有無が影響することがあります。
不動産会社は査定の際に建物の内外を確認しますが、荷物が大量に残っていると床や壁の劣化、カビの発生状況などが確認しづらくなります。
結果として「劣化の可能性がある」と見なされ、査定価格が低めに設定されてしまう場合があるので、査定前に片付けをしておくと良いでしょう。

理由③引き渡し時のトラブルを防ぐため

売却時に片付けが必要な理由として、引き渡し時のトラブルを防ぐことも挙げられます。
売買契約では通常、「残置物(家具や家電など)は撤去した状態で引き渡す」ことが条件です。
片付けが後回しになると、契約後に急いで片付ける必要が出てきたり、予定通りに引き渡しできなくなったりするリスクがあります。
事前に片付けを済ませておけば、スムーズに引き渡しが完了し、買主との信頼関係も損なわないでしょう。
片付けは思った以上に時間がかかるケースが多くあります。
とくに遺品整理が必要な空き家の場合、作業に数週間から数か月かかることも珍しくありません。
また、荷物の量や種類によっては処分費用も想定以上になる場合があります。
こうしたリスクを避けるためにも、早めに片付けに着手しておくのがおすすめです。

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空き家売却にともなう片付けの方法について

空き家売却にともなう片付けの方法について

空き家の売却をスムーズに進めるためには、適切な方法で片付けを進めることが重要です。
自分で片付けるのか業者に依頼するのか、状況やコスト、労力などを踏まえて選択しましょう。

方法①自分で片付けを行う

もっとも費用を抑えられるのが、自分で片付けを行う方法です。
自分で片付ける場合のメリットは、コストが抑えられる点と、思い出の品や貴重品を丁寧に確認できる点です。
一方で注意点としては、時間や労力がかかり、作業が思ったより大変になる場合があるということが挙げられます。
家具や家電などの大型のものを運び出すには力仕事が必要で、不用品の分別や処分方法を調べる手間も発生します。
遠方に住んでいる場合や仕事が忙しい方にとっては、何度も現地へ足を運ぶ時間を確保するのが難しく、予定より作業が長引いてしまうことも少なくありません。
スムーズな売却に向けては、片付けにかける時間と手間、売却までのスケジュールをしっかり考慮したうえで進めることが大切です。

方法②専門業者に依頼する

不用品回収業者や遺品整理業者などに片付けを依頼する方法もあります。
専門業者は大量の不用品処分や大型家具の搬出に慣れており、短期間で効率よく片付けが可能です。
分別や搬出などの細かい作業を全てプロが対応するため、トラブルに巻き込まれる心配もありません。
また、遺品整理業者に依頼すれば、貴重品や思い出の品などの仕分け作業も丁寧に行ってくれます。
遠方に住んでいる場合や片付けに気持ちの整理がつかない場合にも安心して任せられるでしょう。
ただし、業者に依頼するには10万円から数十万円程度の費用がかかるため、料金内容や対応範囲をしっかり確認することが大切です。
追加料金が発生するケースもあるので、契約前に不明点は解消しておきましょう。

どちらの方法を選ぶべき?

どちらを選ぶかは、ご自身の状況や物件の状態、費用によって判断することが大切です。
時間と体力に余裕がある方やコストを抑えたい方、貴重品を細かく整理したい方は自分で片付けするのがおすすめです。
反対に、片付けの手間や時間を省きたい方や遠方にお住まいの方、とにかく早く進めたい方は業者に依頼することを検討しましょう。
また、途中まで自分で片付けを行い、残りは業者に頼む「併用パターン」も選択肢の一つです。

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空き家売却前に確認しておきたい!片付けのポイント

空き家売却前に確認しておきたい!片付けのポイント

最後に、空き家売却前の片付けで押さえておきたいポイントを解説します。

ポイント①片付けのスケジュールをしっかり立てる

空き家の片付けは時間がかかる作業です。
売却のタイミングに間に合うよう、余裕を持ってスケジュールを組むことが重要です。
内覧の予定が決まっている場合は、その日程に合わせて逆算しながら片付けを進める必要があります。
とくに、自分で片付ける場合は体力や時間の確保が必要になるため、早めに準備を始めましょう。

ポイント②不用品を「処分・譲渡・保管」の3つに分ける

片付けの際は、不用品を「処分するもの」「譲渡・販売するもの」「保管するもの」の3つに分類しましょう。
この分類ができていると、効率的に片付けが進み、無駄な作業を減らせます。
たとえば、使える家具や家電はリサイクルショップに売ったり、親族や知人に譲ったりする方法もあります。
また、思い出の品や書類などは保管しておくべきかどうか、家族とよく話し合って決めることが大切です。

ポイント③親族とよく話し合いながら進める

空き家の片付けは、所有者以外に親族が関わることも多いです。
とくに遺品整理を含む場合は、家族間で意見の違いや感情的な問題が起こりやすいため、事前にしっかり話し合いを行い、理解を共有しておきましょう。
たとえば、ご自身は不要なものと思っていても、親族の中には思い出の品として処分に抵抗を感じる方がいることもあります。
こうした認識の違いがトラブルの原因になるため、事前に誰がどの品物を引き取るか、処分するかのルールを決めておきましょう。

ポイント④安全面にも配慮する

古い空き家はホコリやカビ、ゴキブリやネズミなどの害虫が発生していることもあります。
作業時はマスクや手袋を着用し、換気を良くしながら進めることを心がけましょう。
重い家具の運搬や階段の昇降も危険が伴うため、無理をせず必要に応じて業者に依頼することもご検討ください。

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まとめ

空き家を売却する際には、内覧時の印象を良くしてトラブルを避けるためにも、片付けを行うのがおすすめです。
片付けは自分で行う方法以外に、専門業者に依頼して進めるという選択肢もあります。
時間に余裕がある方や費用を抑えたい方は自分で、時間がない方や手間を省きたい方は業者に依頼すると良いでしょう。
また片付けを行う際は、事前に親族間でよく話し合い、処分するものと残すものを決めておくことが大切です。
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