住みながらおこなう不動産売却!方法やメリット・デメリットは?

2023-10-17

住みながらおこなう不動産売却!方法やメリット・デメリットは?

この記事のハイライト
●住みながら不動産売却をする場合は売り先行という方法を用いるのが一般的
●住み替え費用を節約できることや家の劣化を抑えられるのがメリットだが生活感が出やすかったり売却中心の生活になるなどのデメリットもある
●掃除を徹底することや新居探しを平行しておこなうことなどが注意点

不動産売却は、空き家の状態にしてからおこなうのが一般的です。
しかし、住み替えなどで居住中に売り出すケースもあります。
今回は住みながら不動産売却をする方法やメリット・デメリット、注意点を解説します。
群馬県伊勢崎市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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住みながら不動産売却をする方法

住みながら不動産売却をする方法

まずは、住みながら不動産売却をする方法について解説します。

住みながら不動産売却する際の一般的な方法とは?

住み替えなどで居住中に不動産売却をする場合、売り先行という方法を用いるのが一般的です。
売り先行とは、先に現在の家を売り、そのあと新居を購入する方法となります。
売却を優先する方法で、住みながら不動産売却をする際に、多く用いられる方法と言えるでしょう。
売り先行とは反対の売却方法が、買い先行です。
買い先行では先に新居を購入し、そのあとに現在の家を売却します。
新居選びに妥協したくない方、仮住まいを準備したくない方などが買い先行に適しています。
しかし、買い先行の場合、新居の購入資金が十分あることが条件です。

売却後も住み続ける方法とは?

現在の家に住みながら、売却も叶うのがリースバックです。
リースバックとは、不動産会社に家を売却したあと、売却先と賃貸借契約を締結します。
売却と賃貸を組み合わせた不動産取引のひとつで、家賃を支払えば、今の家に住み続けることが可能です。
リースバックは、売却金を老後資金の確保や住宅ローンの返済などに充当できるため、家を活用した資金調達方法として注目されています。
また、契約内容によっては、将来買い戻すことも可能です。
金銭的な余裕が出たタイミングで、所有権を得られるのが、リースバックのメリットと言えるでしょう。

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不動産売却を住みながらおこなうことのメリット・デメリット

不動産売却を住みながらおこなうことのメリット・デメリット

続いて、不動産売却を住みながらおこなうことの、メリット・デメリットを解説します。

メリット1:住み替え費用を節約できる

メリットとしてまず挙げられるのが、住み替え費用を節約できることです。
空き家にして売り出す場合、新居をあらかじめ購入する買い先行を選ぶか、仮住まいを準備しなければなりません。
どちらにしてもまとまったお金が必要になり、金銭的な負担が大きくなります。
現在の家に住宅ローンが残っている場合、ダブルローンになる恐れもあるでしょう。
また、仮住まいを準備する場合、引っ越しの回数が増えてしまうのもデメリットです。
住みながら不動産売却をおこなえば、売却金を新居の購入費用に充てたり、引っ越し費用に使ったりすることができます。
資金計画が崩れにくく、堅実に住み替えできるのがメリットです。

メリット2:家の劣化を抑えられる

家の劣化を抑えられることも、メリットのひとつです。
家は空き家になると、急速に劣化が進むと言われています。
主な原因は湿気やカビの発生です。
人が住まなくなると換気や掃除の頻度が減り、空気が滞留してしまいます。
湿気やカビは、床や壁、柱などを腐らせてしまうため、放置された空き家は最終的に朽ち果ててしまうでしょう。
しかし、住みながら不動産売却をおこなえば、ドアの開閉や換気扇の使用などにより換気がおこなわれます。
そのため、家の劣化を抑えながら売却することが可能です。

メリット3:引っ越し後の生活をイメージしてもらえる

引っ越し後の生活をイメージしてもらえることも、メリットのひとつです。
住みながら不動産売却をする場合、内覧者は実際に暮らしている様子を見学することになります。
不動産売却を成功させるためのコツは、内覧にあると言っても過言ではありません。
「ここに住みたい!」と思ってもらえるような家なら、早期の売却が見込めるでしょう。

デメリット1:生活感が出やすい

デメリットとしてまず挙げられるのが、生活感が出やすくなることです。
住みながら不動産売却をする場合、引っ越し後の生活をイメージしてもらえることがメリットになります。
しかし、室内の状態によっては生活感が出すぎてしまい、マイナスの印象を与えかねません。
内覧時の第一印象が悪いと、候補から外されてしまう可能性もあります。
住みながら不動産売却をする場合は、整理整頓を心掛け、すっきりとした状態にしておくことが大切です。

デメリット2:売却中心の生活になる

デメリットとして、売却中心の生活になることも挙げられます。
住みながら不動産売却をする場合、内覧者の都合にスケジュールを合わせなくてはなりません。
内覧は週末に集中するため、お出かけや旅行などの予定も立てにくくなります。
「内覧=その家に興味がある」ということなので、チャンスを逃がさないためにも、成約できるまでは内覧を優先すべきと言えるでしょう。
住みながら不動産売却をする場合は、空き家での売却と違い、売却中心の生活になることを念頭に置いておいてください。

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不動産売却を住みながらおこなう際の注意点

不動産売却を住みながらおこなう際の注意点

最後に、不動産売却を住みながらおこなう際の注意点を解説します。

注意点1:掃除を徹底する

注意点としてまず挙げられるのが、掃除を徹底することです。
内覧の希望はいつ入るかわからないため、売却期間中は常に室内を綺麗にしておきます。
住みながら不動産売却をする場合の、掃除のポイントは下記のとおりです。

  • 水回りは大掃除をおこなう
  • 床は内覧のたびに掃除する
  • 状態によってはハウスクリーニングを依頼する

内覧時、キッチンやトイレなどの水回りはチェックされやすい場所です。
そのうえ、劣化や汚れが目立ちやすいため、入念な掃除が必要になります。
売り出す前に大掃除をおこない、清潔感を保つことがポイントです。
また、床は内覧のたびに掃除するようにしましょう。
掃除機やフローリング専用のシートなどを使い、髪の毛や埃などを除去なさってください。
床は面積が広い分、汚れがあると目に付きやすいため、こまめに掃除することが大切です。
もし汚れがひどい場合は、ハウスクリーニングも検討しましょう。
プロならではの技術によってすみずみまで綺麗になるため、見た目の印象が良くなります。

注意点2:換気をおこなう

換気をおこなうことも、注意点のひとつです。
家には独特のにおいが染みついているため、内覧の数時間前から換気をおこない、室内の空気を入れ替えておきます。
ペットを飼っていたり、喫煙している場合、専用の消臭剤を利用するのもおすすめです。
におい対策は、住みながら不動産売却をする場合の重要な注意点となります。

注意点3:新居探しを平行しておこなう

売却を進めると同時に、新居探しも並行しておこないます。
住みながら不動産売却をする場合、成約できたら売主は引っ越ししなければなりません。
新居が見つかっていない状態で引き渡しすると、仮住まいが必要となります。
先述のとおり、仮住まいには費用がかかるのがデメリットです。
そのため、新居の事前調査を平行しておこない、スムーズに引っ越しできるよう準備しておきましょう。

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まとめ

住みながら不動産売却をする場合、売り先行という方法を用いるのが一般的です。
空き家の売却と違い、家の劣化を抑えられるなどのメリットがあります。
その反面、生活感が出やすかったり、掃除を徹底しなければならなかったりと言ったデメリットや注意点も生じます。
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